東京の住宅価格が下がりました

日本の物価上昇を背景に、消費者の住宅購入意欲が低下しています。10月の小型新築一戸建ての平均分譲希望価格を見ると、東京23区は6921万円でした。前の月より2.8%下落し、3か月ぶりの下落となりました。

主要エリアである世田谷区や杉並区などでは、デベロッパーの価格調整の動きが広がっています。

不動産調査会社の東京カンテイは、敷地面積50 ~ 100平方メートルの木造一戸建て住宅(敷地含む)について、最寄り駅から徒歩30分以内、またはバスで20分以内の新築住宅を対象に調査を行いました。

東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)は前月比0.9%減の5260万円でした。このうち、東京都全体では2.4%減の6254万円となりました。

神奈川県は0.3%増の4718万円でした。埼玉県は3.4%増の4486万円でした。千葉県は0.6%上昇して4362万円でした。