国際通貨基金(IMF)は水曜日、洪水後の復旧・復興活動を含む多額の公共資本支出が主な要因となり、ネパールの経済は今年度4%以上成長すると予想されていると発表した。
国際通貨基金(IMF)は、9月下旬の洪水による世界銀行の損失を受けて、成長予測を引き下げた。世界銀行は10月に今年度の経済成長率を5.1%と予測していた。
昨年9月下旬の大雨によりネパールの広い地域で洪水や土砂崩れが発生し、経済に466億8000万ルピーの損失が発生した。
内務省傘下の国家災害リスク軽減管理局の被害評価報告書によると、9月26日から28日までの洪水と土砂崩れはインフラ部門に大きな被害をもたらし、次いで社会・生産部門に被害が及んだ。
カトマンズは記録上最も降雨量が多く、2002年に記録された以前の記録を上回った。トリブバン国際空港の観測所では239.7ミリの降雨量が記録され、この地域に影響を及ぼしている気象システムの激しさが浮き彫りになった。